医療費控除適用対象の水虫は自力で治すよりも抗真菌薬

水虫はカビの一種である白癬菌が寄生する事で生じる皮膚疾患で、主に足に現れますが陰部や頭部など体のどこにでも寄生して症状を引き起こす可能性があります。治療は皮膚科で行い、菌の増殖を抑えたり殺菌作用のある抗真菌薬を使用して白癬菌を除去します。抗真菌薬には外用薬と内服薬であり、症状の進行が軽度から中度であれば外用薬を用いる場合が多いです。外用薬はクリームや液状があり、クリームは刺激が少ないので様々な状態に使用でき、液状は刺激が強い代わりに浸透力や即効性に優れます。白癬菌が爪にまで寄生しているような重度の水虫では、外用薬の効果が届きにくいので飲むタイプの抗真菌薬を使用して体の内部から殺菌を目指します。
水虫を自力で直す場合、市販薬を使用した治療が一般的です。自力で治療をする場合に注意したいのは、症状が消失しても患部の奥深くには白癬菌がまだ残っている可能性があります。完全に菌を死滅させる前に治療を止めてしまうと、また菌が増殖して水虫が再発するおそれがあります。菌が死滅したかどうかは医療機関で検査を受けなければ判断できず、完全に水虫を治したい時には自力での治療では限界があります。
治療にかかる費用が高額になった場合、医療費控除の制度を利用する事ができます。医療費控除とはその名の通り、払った医療費の一部を税金から控除できますが、自ら確定申告を行う必要があります。水虫治療は健康保険等が適用できるので、比較的高い内服薬治療であっても、驚くほど高額な医療費にはなりません。しかし医療費控除は一年間に支払った医療費の合計から計算するので、水虫を治す為に支払った費用も計算に入れて問題ありません。医療費などの実質負担額が1月から12月にかけて10万円を超えた場合、その超えた金額を同年の所得から差し引かれます。